水道水で洗車するとできる水シミは何なのか?

水道水で洗車後、すぐに水の拭き取りを行わず自然乾燥させると、ボディやガラスに白い水シミができます。
この水シミは、水道水に含まれる5大鉱物質と呼ばれるものが原因です。
その原因について、詳しく説明していきます。
大学の講義のようになってしまいますが、ご興味ある方はぜひ最後までお付き合いください。

水道水に含まれる

5大鉱物質とは?

5大鉱物質とは、カルシウム・マグネシウム・鉄・マンガン・シリカの5つ。
水道水に含まれる不純物と言われるもののうち、95~99%はこの5大硬物質です。
(残りの1~5%は、残留塩素や微量物質です。)

この5つが水シミの原因

水道水は、地下・河川などの水が、浄水場や給水所を経て、各家庭へ供給されています。
その水は浄水場で浄化されるものの、これら5大鉱物質はほとんど除去されず、水道水中に残留しています。

5大鉱物質を

除去するには?

水道水の中には、5大鉱物質がさまざまな大きさ・形態で存在しています。これを化学的に分類して示すと、下記の表のようになります。

5大鉱物質の水中の大きさ・形態別除去方法

様々な形態・大きさがあるため、一つのフィルターで全てを浄化することはできません。
4つの浄水方式で、5大鉱物質を除去しています。
それが、物理濾過、活性炭、逆浸透膜、イオン交換です。

HYPER WATERの浄水ユニットでは、これら4つの方式を全て採用し、水道水を超純水に生まれ変わらせています。

水シミの原因を全て除去!

Column

市販の”純水装置”ではどこまで除去できているのか?

水道水に含まれる不純物は様々な形態・大きさがあるため、4つの浄水方式で、5大鉱物質を除去しています。

市販の一部の純水浄水器は、下記に示す4つのうちの1つ、イオン交換フィルターしか搭載されていないため、水シミの原因を全て除去できないのです。

次のページでは、実際に日本の水道水にどのくらい不純物が含まれているのかを解説します。