以前の2ページで、白いシミの原因・5大鉱物質の解説と、水道水に含まれる不純物の量について説明しました。
最後に、実際にHYPER WATERでどのくらい不純物が除去できているのかを解説します。
ハイパーウォーターの能力を数字で証明すると?
不純物の量の指標=電気伝導度 単位:μS(マイクロシーメンス)
小さい = 不純物が少ない
( = ウォータースポットができにくい)
電気伝導度 | ウォータースポット | |
---|---|---|
超純水 | 0.055~1.0μS | 全くできない |
純水 | 1~20μS | うっすら残る |
水道水 | 50~800μS | 多く発生 |
日本の水道水中に含まれる不純物は、電気伝導度で測定すると50~800μSとなります。
ハイパーウォーターから出てきた水の電気伝導度を測定すると、0.06μSとなっており、超純水の域に達していることが確認できます。
計測方法 | 電気伝導度 |
---|---|
超純水一般基準値 | 0.055〜1.0μS |
実測値 |
水質分析計での実測値 = 0.06μS
本当に5大鉱物質を除去できているの?
電気伝導度は、厳密には水質の一指標でしかないため、5大鉱物質の含有量を第三者機関で検査いたしました。その結果、測定装置の分析限界を下回る数値を記録しました。
ハイパーウォーター/水質エビデンス(第三者機関での分析結果)
ただ実際は、このレベルの「超純水」では、精製後に空気に触れると二酸化炭素や酸素が溶解し、電気伝導度の値がすぐに1~3μS程度上昇します。
一方で、洗車用水としては二酸化炭素等の気体の溶け込みは問題にはなりません。
このことから、当社では、洗車に影響を与える5大鉱物質が含まれない“ハイパーウォーター”を「超純水」としています。
ハイパーウォーターの浄水能力は継続できるの?
ハイパーウォーターはいずれの製品でも、原水(水道水or井戸水)、および浄水後の電気伝導度を計測しており、継続的に浄水した水質かを監視しています。
電気伝導度が10μSを超えないようにフィルター等の消耗品を交換し、厳しい基準とチェックのもと、水質を維持しています。
HYPER WATERの水質管理の例
ハイパーウォーター / 保守管理 (Pシリーズ)
“ハイパーウォーター水質管理基準”
電気伝導度で水質純度管理 > 電気伝導度 = 10μS未満